テレワーク
東京での通勤が無くなってはや4ヶ月。
毎朝1時間、混雑率200%と言われる
京浜東北線での通勤は、心身ともに擦り減る毎日であった。
(冗談抜きでこのイラスト並みに混んでる)
乗客の多さのあまり、川崎駅で降りて再び乗れなくなって、始業時間に間に合わなくなり、
出社を諦めてスタバに行った日が懐かしい🤦🏻♀️
(ストレスからか、あの当時は狂ったように
毎日会社の横のスタバで
3月から始まったテレワーク。
このコロナ渦で多くの会社が
働き方改革を余儀なくされ、
図らずもテレワークが急速に進んだ。
うちの会社(本社)では幸い、
東京オリンピックに向けて、
2019年から試験的にテレワークを
積極活用していたこともあり、
3月から一度も出社することなく、
現在に至るまで完全在宅勤務だ。
テレワーク長期化でよく浮上するのが、
「孤独ストレス」の話。
テレワークだと確かに作業は進むが、
雑談も仕事仲間の笑顔もなく、
人と人のふれあいがなくなり、
「さみしい」と孤独感を訴える人が
増えている、という話。
実際自分はどうだろう。
寂しい？いやいやいやｗｗｗｗ、
そんなの”人間関係の良い”職場に
限った話でしょ！
そう、実際私の職場は人間関係は最悪だった。
数百人いるフロアなので、ただでさえ
酸素が薄いのに、
会議では本当に尋常じゃないくらい
空気が重くよどんでいるのだ。
会議室での言い争い勃発は日常茶飯事
・・とても後輩にお勧めできるような職場ではない。
そんな不仲な私達にとって
テレワークは最高でしかなかった。
メリット①時間に余裕ができる
これは言わずもがななメリット。
毎日往復２時間通勤に
時間がかかっていたところ、
その必要が無くなり、
料理や趣味に費やせる時間が増えた。
2時間ピアノを弾ける♩
また睡眠時間も
1日5-6時間程度と睡眠不足気味だったのが、
8時間まで増えた。
メリット②時間を守る人が増えた
これまでの対面での打ち合わせは、
時間を守らない、事前の連絡もなく、
平気で遅れてくる人間性を疑ってしまうような人がいた。
しかしながらteamsでのオンライン会議は、
定刻になると、ポップアップで表示されるため、誰も時間に遅れない。
メリット③対面で会わなくて済む
苦手な先輩の顔を見る必要が無くなり、
声だけのコミュニケーションで済むようになった。これは大きい！
職場で働いていた時はどうだったか。
話しかけられたら最後、
避けることはできないのだ。
しかし、テレワークの場合は違う。
お局さんからたとえ、どれだけとげとげしいチャットが来たとしても、大丈夫！
そう、そっとスマホを閉じればよいのである。
蓋をします。
さようなら。
そんなこんなで、3か月間テレワークで何不自由なく働けることが分かった私は、
いよいよ横浜で一人暮らしする意味を感じなくなっていた。
毎日ワンルーム7畳の狭い部屋で
パソコンに向き合うのも、
まるで独居房に入れられているような
息苦しさがあったし、
生産性や居心地を求めて色々と工夫を凝らすものの、限界を感じていた。
そこで、緊急事態宣言が解除され
2週間ほどたったタイミングで、
体調の悪い母親も心配だったため、
しばらく地元に帰ることにした。
もちろんその頃よくニュースで目にした、
東京から菌持って帰ったみたいな
悲惨なことにならないよう、
最善の注意を払った。
(帰省する1週間前から毎日検温。
有給をとり最も混雑率の少なそうな
平日昼下がり発の新幹線、
東京駅ではなく新横浜駅から、
グリーン車で帰省した)
そんなこんなで現在に至るのだが、
在宅勤務も長期化し、
ちらほらデメリットも生じてきた。
6月から顔出しの朝礼が毎日始まった。
これまでは声だけで良かったのに！
毎日ちゃんと出社している人からしたら、
それくらいいいじゃんと思われそうだが、
これが結構地味なストレスなのだ。
朝のたった10分の朝礼のための、化粧が。
朝の10分ほど貴重なものはない。
テレワーク開始以来、
毎日すっぴんパジャマで
過ごしていた私にとって、
それはそれは過酷なことだった。
なぜなら、ワークスタイルがかなりルーズ
かつ基本的に結構適当な私は、
いつも始業ギリギリに起きて、
パソコンを立ち上げ、パソコンを見ながら
朝ごはんのヨーグルト×グラノーラを食べていたのだから。
案の定、顔出し朝礼義務化は、
女性陣に評判が悪すぎた(笑)
とある女性の先輩は、意地でも化粧をしたくないのか、ビデオはONにしているものの、顔を出していなかったｗｗｗｗ
いつも腕しか見えない。これじゃあまるで
テレビで見たことある、顔出しNGのシリアスなインタビューのようだ。(40代女性)
長くなったので、おわります。
最後に、やっぱり地元と友達は最高。
おわり
・。；2
